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韓国留学生活における出来事から趣味のドラマ・映画・音楽鑑賞や読書、旅行、また時事ニュースや雑談的な日々の考えについて𓂃𓈒𓏸

【韓国留学】2022年2学期振り返り~前編~📝

こんにちは。トモミです🐨⚾

早速ですが、ブログを始めてみました✨自分の普段の生活の楽しいことや面白いと思うことをこのブログ内で共有していきたいと思うので、時間がある時に読んでくださったら嬉しいです!
ちなみにバイトの関係でWordPressはある程度使ったことがあるのですが、HatenaBlogに関してはまだまだ初心者なので、書き進めながら色々と学んでいきたいです🔥

初めに

第1回目のブログは「2022年2学期振り返り~前編~」で書いていこうと思います📝
2023年になって1カ月が過ぎようとしていますが、2022年2学期の振り返りです(笑)

📌普段韓国の大学でどんな勉強をしてるの?
📌日本の大学との違いはあるの?

など気になる方はぜひ最後までご覧ください!

2022年2学期振り返り

概要

まずは2022年2学期を詳しく振り返る前に、期間・時間割などの概要を見ていきましょう!

期間について、私の学校では9月1日から12月21日までを1学期と定めていました。韓国では、学期が終わることを종강(終講)というのですが、学生たちはこの日を待ち望んでいます😻 しかし、学校が指定した日の1週間くらい前にテストを終えて종강する人もいれば、ワタシのように26日までレポートに追われて종강が遅れる人もかなりいるのが事実です...
補足として、韓国の大学の日程は、基本的に日本の大学より1カ月早く進んでいます。1学期の長さは大学によって異なりますが、14週から16週くらいのところが多いです。

時間割に関しては、下のように

👆2022年2学期時間割

<第1専攻(政治外交学科)>
・西洋近代政治思想(専攻必修)
・日本外交政策論(専攻選択)
<第2専攻(GKS, グローバル韓国学融合専攻)>
・国際移住と多文化社会(専攻選択、社会学科)
・ソウルの理解(専攻必修、GKS融合専攻)
・韓国語学の理解(専攻選択、国語国文学科)
<教養>
・観光の歴史と文化

6科目18単位を履修しました✏

科目別振り返り(前編)

ここからは私が2022年2学期に履修した6つの授業についての科目別の振り返りをしていきます。今回の前編では、第1専攻(政治外交学科)の2科目について書いていきたいと思います!

西洋近代政治思想

履修区分:第1専攻(政治外交学科)
授業形式:オンライン
評価形式:課題3回(君主論15~17章感想、リバイアサン13章要約、ロックの自然状態の特徴を記述)+中間&期末テスト(主に思想家間の特徴を比較して長文で記述、オンラインオープンブック)
内容:主にルネサンス以降の西洋近代政治思想家たち(マキャベリ、トマスモア、ホッブズ、ロック、ルソー、ベンサム、ジェームズミル)の生い立ちや時代の流れ、それによって生まれた政治思想の特徴を学ぶ。

成績は最も悪かったですが、個人的に2022年1学期の中で1番面白かった授業です✨

正直、最初の受講理由は専攻必修なことと、テストの形式がオンラインオープンブックなこと以外にありませんでした(笑)

しかし終わってみると、ほとんどの領域の根本となるにも関わらず抜け落ちていた世界史で習った政治思想に関する知識を、より深いものとして取り入れることができたのでとても満足のいく授業でした!そして、政治思想は思った以上に哲学的で、史実や宗教の側面から見ても面白い分野だと思うようになりました!!

外国人学生のワタシは、授業のPPTがおおむね英語なのにも関わらず、教授の説明はおじさんの方言混じりの韓国語なので頭が混乱状態に陥った他、オンラインオープンブックとは言えども75分以内に韓国人でも時間が足りないような大問が2~3題出され、その上タイピングも遅いので分量も3ページほどになってしまった点で不向きの授業ではあったかもしれません💦実際に受講していた外国人は、ワタシとフランス人の先輩の2人のみでした(笑)
このフランス人の先輩は、別の韓国人の先輩から貰った授業のノートを共有してくれ、これも利用しながら個人的にはしっかりと時間を取って準備していたつもりだったのですが、テストの出来から見て実際ワタシが特徴や比較項目などを整理しきれていなかったのだと思います...

👆ノートの一部。
その時頭で思いついた言語で書くので、日本語・英語・韓国語が混ざっています(笑)テストの記述用に、教授が説明で英語をどのような韓国語に訳したかも一緒に書く場合もあります。

そうとは言っても、全く興味のなかった政治思想が面白いと思えるようになった有意義な授業でした!今後時間がある時に西洋近代政治思想家の特徴比較のブログも書いてみたいです~❣

日本外交政策

履修区分:第1専攻(政治外交学科)
授業形式:オフライン
評価形式:出席&参加+グループ発表+中間&期末テスト(事前に教えられる問題に対して、各授業の内容とリーディングを基盤にした自分の意見を時間内にエッセイで記述)
内容:日本外交政策に関して、アイデンティティ理論、国際政治、ナショナリズム、東アジアなど様々な観点から考察する。

この授業は西洋近代政治思想とは打って変わって、最もコスパ良く良い成績が貰えたので大満足です💖

毎時間予習としてのリーディングがあり、それをもとに教授が授業をしてくださるのですが、このリーディングの量が尋常ではありません💦週2回の授業で毎回15ページから多い時は100ページを超える韓国語又は英語の文献リーディングが出されます...
私はバイトとインターン、その他の個人時間も確保するためには全て真面目に読んでいたらキリがないと思ったので、(あまりおススメはできませんが)時間がない時はAbstractとConclusionだけ読み、時間がある時は全て読んで授業に行っていました😇(友達は1つ前の講義が始まる前にあがいているワタシを何度も見たと思いますhaha)
おそらくワタシと同じような環境に身を置いている人は1学期中にとてつもない数と量のリーディングをしていると思うのですが、全部読んでいる方は本当に凄いと思います...
授業では理論的・哲学的な内容を扱い、文献は英語、教授の説明は韓国語という場合も多かったので、ワタシはおおむねどんな内容に触れるのかを知ることが授業理解のためには必要かと思い、読まないよりは読んだ方が良いだろうという思考で読みました(笑)

グループ発表は苦痛でしたが、教授が素晴らしい方で自分もたくさんのことを学べたと学生全員に満点をくれました👼
テストに関しても、事前に問題と評価項目を教えてくださったので対策しやすく比較的負担が少なかったです。前述したようにワタシはリーディングを完璧に読んでいませんでしたが、教授が授業で使うPPTで説明する内容がその核心だと(勝手に)解釈し、その内容をまとめてリーディングも少し見ながら、自分の意見を理論立てるのに引用できるものをパッチワークのように合わせていって解答を作りました

👆期末考査の解答メモの一部。
時間がなかったのでメモは日本語で用意して暗記し、テスト本番で頭の中で韓国語に翻訳をかけて解答しました。

教授が授業中の討論やテストの記述で、学生の思考方式と意見を第一に考えてくださったのもありがたかったです!
とりわけクラスで唯一の留学生であるワタシには、メールでワタシの意見について感想をくださったり、テストの解答で日本語を使うことを許可してくださったりしました。(東大留学経験がある方なのでもしかしたらと思い頼んでみると、一部なら良いよと言ってくださいましたが、結局私は解答を普通に全て韓国語で書きました。普通のメンタルの人はこんな頼みごとはしません^^)アメリカの名門大学在学経験やその他大学での指導経験をお持ちなだけあり、外からの視点も含めて広く物事を見られている感じがしました。

結論として、日本の外交を外の視点から理論的に学べた点で、新たな気づきや学びの多い授業でした!恥ずかしながら構成主義という概念自体やそれと政治学との関係に初めて触れましたし、世界から見たときの日本の外交の特殊性や批判される部分についても新たな知識を得ることができました。この授業の内容もかなり興味深かったので、いつかブログで詳しく書けたらと思います~!

最後に

どうでしたか?

今回は初めてのブログで「2022年2学期振り返り~前編~」を書いてみました✍
次回のブログでは後編として、第2専攻(GKS, グローバル韓国学融合専攻)と教養の科目別振り返りの他、学期中の生活も振り返っていきたいです!

ここまで読んでくださった皆さんありがとうございました🙏🏻

 

「2022年2学期振り返り~後編~」はこちら👇

n-tomolog.hatenablog.com